少しずつ気温が下がってきたので、そろそろアウターの準備をしたい時期。何か良いアウターないかな〜と雑誌を見ても、10万円以上もする高いアウターばかりで『ユニクロにしとくか・・』となりがち。※ユニクロが悪い訳ではない。
そこで今回、あまりお金をかけずに購入できる大人のアウターを紹介していく。”大人のアウター”としたのはこちらの都合で、要はおっさん向け。ギラギラしたデザインのダウンジャケットを好むような方には、今回紹介するアウターはどれも肩透かしになるのでご注意頂きたい。
オン・オフ可能で1万円代で買えるアウター

Photo by Steven Aguilar on Unsplash
アウターといってもステンカラーコート、チェスターコート、ダウンジャケット、モッズコート……など、種類は豊富。同じようなデザインでもブランドによっては数万円違うこともあり、何を選べばいいのか分からなくなる。また、お小遣い制を強いられているサラリーマン、アウターにお金かけたくない方にとってはアウター代も気になるところ。
今回紹介するアウターは
- オン・オフ兼用
- 東京近郊なら真冬もOK
- 1万円代で購入できる
という上記3つの条件に当てはまった大人アウターのみ紹介していく。
大人アウターの条件
オン・オフ兼用
オン・オフ兼用については「1万円代で買える」にも繋がってくる。あまり多くのアウターを持てない人にとって、オン・オフ兼用の万能アウターを選ぶことはマスト。
オンについては、スーツやビジカジに合わせても違和感ないデザインや色味を指す。オフについては、スーツを感じさせないデザインや色味が望ましい。もう少し分かりやすく言えば、ジーンズと合わせても変ではないか?など。ファッションセンスある人なら、オン向けコートでもインナーにパーカーなどを合わせて着崩す上級者もいるが、おっさんには難しいので、挑戦しないのが無難だ。
東京近郊なら真冬もOK
東京近郊なら普段はアウター、氷点下近くならインナーダウンを着れば凌げる。冷え性の人には難しいだろうが、ユニクロのヒートテックなどと合わせれば真冬は問題ない。むしろ、寒さを全く感じない防寒性が高過ぎるアウターは東京近郊では暑くなる。
1万円代で購入できる
ブランドやアウターの素材によっては10万円以上する代物があるが、おっさんに高級アウターは必要ない。どうしても買いたいなら止めないが、アウターよりも経験や勉強にお金を使っていこう。襟のタグなんで誰も見ていないのだ。
オシャレ・防風・防寒・防水!大人アウターのおすすめ5選を大公開
大人アウターの条件を見ていったので、次はいよいよ条件に合ったアウターを紹介していきたい。
※掲載価格はアップ時の価格
オススメの大人アウター①SPUのフード脱着 ストレッチツイル ステンカラーコート 8,690円(税込)
SPUのステンカラーコートはデザイン、価格、オン・オフ兼用の点が素晴らしい。ビジネス色が強いステンカラーコートだが、取り外し可能なフードによってオフでも違和感なく羽織れる仕様で、お財布にも優しく8,690円(税込)。
防寒性は弱いので、極寒日はインナーダウンの装備は必要になってくるが、春先まで着れることは大きなメリット。
オススメの大人アウター②nano・universe メルトンチェスターコート 16,335円(税込)
人気セレクトショップのナノ・ユニバースのオリジナルチェスターコートも大人アウターとしてオススメしたい。ウールの混合率が高く「THERMOLITE(サーモライト)」の中綿を使用しているので、保温効果も◎
チェスターコートなので首周りが寒くなってしまうが、インナーダウンやマフラー等を駆使すれば問題ない。
THERMOLITE (サーモライト)とは?
優れた耐久性、軽量さを併せ持ち、体の周りを暖かい遮断された空気で覆い、寒いときでも体温を逃がさず暖かさを保つ。また水に濡れても乾きが早く、膨らみを損なう心配もない。
※製造元のインビスタ社は「サーモライト」「クールマックス」などのテキスタイルを2018年秋以降に中国の大手アパレルメーカー、山東如意グループに売却すると発表しているので、近々サーモライトはインビスタ社と謳えなくなりますので、ご注意ください。
オススメの大人アウター③SPU キルティング ジャケット 13,200円(税込)
キルティングジャケットも大人アウター候補である。ボリュームを抑えたデザイン、ジーンズ、チノ、スラックスとズボンを選ばないので、どんなシーンとの相性も悪くない。
オススメの大人アウター④nano・universe 河田フェザーダウンジャケット 18,315円(税込)
大人アウターといっても寒さに強いアウターが欲しいという方は、やはりダウンジャケットの存在がチラつくことだろう。こちらのダウンジャケットは着丈が他のアウターに比べて短いこともあり、スーツとの相性は良くないものの、オフィスカジュアルならギリギリセーフではないだろうか。
河田フェザーの羽毛は、日本で丁寧に洗浄・精製加工されており、国内トップクラスの品質の高さが魅力。さらに表地には【帝人フロンティア】にて開発されたミノテックを使用しており、優れた透湿性と撥水性と、多少の雨ならOKなのが嬉しい。
オススメの大人アウター⑤SHIPSJETBLUE:機能中綿ベスト付きステンカラーコート 18,480円(税込)
人気セレクトショップのSHIPSから発売されているステンカラーコートも見逃せない。一見するとシンプルなデザインながら、気温に変化させられる万能コート。当然オン・オフ兼用も問題ない。中綿ベストには高機能中綿素材を使用しており、冷え込む時期の頼もしいアウターとなってくれるだろう。
他にも良いアウターが見つかり次第アップ予定
まとめ
今回は1万円代で買えるアウターに絞ったが、当然お金に余裕があれば好きなブランドや良素材のアウターを買えばいい。ただ、東京の極寒は1月〜2月ぐらいまでの期間である。そこに対して高額な費用を払うかどうかは人ぞれぞれ。
私は昨年奮発してSTILL BY HANDのコートを購入したが、今のところすこぶる気に入っている。ただ、それでも新しいアウターが欲しい気持ちが0になるわけではないことが分かった。
買うならステンカラーかチェスターコートか……。この迷いが無駄で最高だ。