35歳以上の転職は難しいのか?35歳転職限界説に挑戦した際の備忘録

働いていると、「転職しようかなぁ」と考えることがある。

私は20代の頃に2社、30代で2社(現在進行中)経験してきた。

転職した理由は会社によって異なるが、どこも最後は今より良い給与を得たいというシンプルな気持ちである。

詳しくはこちらを見て頂くとして、今回は【35歳転職限界説】について。

35歳転職限界説というのは、35歳を過ぎたら転職は難しいという説だ。

ただ、果たしてそれは本当なのか?

実際に30歳過ぎてから転職活動をした私の経験を残しておく。

30代後半で転職を検討されている方は是非ともご参考に。

35歳を過ぎての転職活動

転職活動の経緯

転職を考える時はいつも給与面

20代の頃に勤めた2社はいずれも通販会社で、どちらも手取25万円程と、決してよくなかった。

求人票には『昇給あり!』『モデルケース600万円』など好条件が書かれているものの、入社してみたら上司が居座って昇給するチャンスなんてない。

残業代もないので、薄給で頑張ってきた。

ただ、30歳過ぎて年収400万円にも届かないのはどうなんだろ?

実際に生活苦しいし……となり、33歳の時に長年勤めた通販業界を辞め、マーケティングを得意とする会社に転職した。

転職を機に給料は月10万円アップし、その後代表の理解を得て兼業生活を送ることが出来ている。

なので

  • 33歳で通販会社からマーケティング会社へ転職
  • 36歳でマーケティング会社続けながら兼業

という35歳前後の活動についての話ができる。

まずは33歳で行った転職活動から。

 

33歳での転職活動

33歳で転職活動をした際の戦略は最初から決まっていた。

それは、ECサイトの経験を活かしつつ、他の案件にも関われる会社へ行くこと。

求人に掲載されている業種でいう【Webディレクター】かなと。

その他の条件として

  • 社長が自分(33歳)よりも歳上
  • 従業員数が20名以下
  • 社内イベントなし
  • 始業時間が9:30以降
  • 給料30万円〜

といったところ。

◯◯部のような社外活動や頻繁に飲みに行いくようなウェーイ系の会社は好条件でもスルーしていた。

転職活動について

転職サイト

最初に手を付けたのは転職サイトに登録している経歴の更新。

久々に利用するので、アピールできそうなスキルや実績を追加していく。

久々に見ると自身の職務経歴書の乏しさに愕然。

慌ててアピール出来そうなことを追記した。

転職サイトはマイナビ転職とエン転職、Greenを利用。

転職サイトのメリット

なんといっても求人数が多いこと。

履歴書や職務経歴書の書き方、面接時に気をつけるポイントなど、転職活動ビギナーには心強いコンテンツが豊富に揃っていて、それらを無料で閲覧することもできた。

また、登録した希望条件にマッチする求人を教えてくれるメルマガの存在も心強い。

面接行った会社に行きたいと思わない時、どう考えても不採用だなと感じた日は落ち込む。

わざわざ有給使って行ったのに…

そんな時に希望条件にマッチする求人を見つけると、前向きになれる。

些細なことではあるけれど、転職活動期間は心身の負担が強いので、こういう小さなポジティブ材料が支えになるのだ。

 

転職サイトのデメリット
  • 応募者が多い場合や時期(お盆・年末年始)によって選考に時間かかる
  • 条件がショボい

の2点。

面接行って気に入った会社から返答が遅いと、その間積極的に探す気が起きない。

時間がかかる旨を説明してくれれば問題ないが、説明なく返答が遅い会社が幾つかあった。

また、条件(給料)は想像以上に低かった印象。

私が受けていたWebディレクターの多くは年収600万円に届かないどころか、月収30万円程度で“高条件”になっていた(そんなもん?)。

 

人材紹介会社

マイナビやエン転職に登録していると、人材紹介会社からもオファーが届く。

非公開求人と共に「他にも紹介したい案件があるので、まずはお会い出来ませんか?」と。

面談は電話でも可能で(約30分)、面談が終わると幾つか該当しそうな求人を送ってくれる。

人材紹介会社のメリット
  • 大手求人多数
  • 条件が良い

この2点。

転職サイトにはあまり載ってないリアルな残業時間(目安)なども載ってるのが親切。

また、転職サイトで論外としたECや通販系の求人も好条件で掲載されていた。

 

人材紹介会社のデメリット

デメリットは応募できそうな求人が少ないこと。

これは単純に私の学歴とスキルと経験、つまり全部が不足しているためだが、自身がハイクラスな人間でないことを再確認した。

また、書類→一次→二次→最終という求人は全てスルーした。

無職で時間が余っているなら受けるが、働きながら一社に対してそこまで時間割けないのが現実だったので。

もう1つ。

デメリットという程ではないが、人材紹介もビジネスなので、選考通過しなかった後は比較的放ったらかしになる。

最初は「貴方なら沢山な求人紹介できますよ!!」と言ってきた会社も、こちらからアクションを仕掛けないと新規求人も教えてくれない。

キビシーぜ。

 

転職サイト・人材紹介会社の活動成績

ここからは転職活動の成績を振り返る。

まずは流れの確認から。

  1. 自己応募、オファー、紹介の案件に応募
  2. 書類審査
  3. 書類審査の結果
  4. 面接
  5. 結果発表
  6. 行くかどうか返答・条件交渉

もう少し細かく見ていこう。

1・自己応募、オファー、紹介の案件に応募

希望条件に合う求人があれば応募し、迷った場合は条件や写真から会社の雰囲気を察したり、会社名や代表者をググるなどで判断する。

だいたいの会社は「(社名) 評判」とかで探せば出てきた。

 

2・書類審査

書類審査は履歴や職務経歴、志望動機で企業が判断する。

ここでは志望動機箇所にこれでもかというほど、びっちり枠内を埋めて熱量アピールすると通りやすかった。

また、得意業務、実績、使用可能ツールなども載せておくのも効果的。

 

3・書類審査の結果

書類審査に入ってからは過度な期待はせずに次を探そう。

でないと、書類で落ちた時に凹むことになる。

”今回は自分ではなかった”程度にして切り替えが大事なのだ。

 

4・面接

面接の際に履歴書と職務経歴書、場合によっては手がけてきた作品(関わった案件)の提出が求められる。

人材紹介会社経由の場合は事前に共有されてるので、書類は不要というケースも多々あった。

証明写真もタダじゃないので助かる。

なお、履歴書ですが「手書きで」との指示がなければワードを印刷したもので十分。

今どき『履歴書は手書きで!』という会社なんてないと思うが。

履歴書 テンプレート – Google 検索

活動を通じて好評だったのは、改善や提案をまとめた資料を持参して説明すること。

説明というより、少し尖った内容でも問題ないと感じた。

田端さんも似たようなことを言ってたし。

熱量持って説明すれば、「なるほど」と受け取ってくれる面接官の方が多かった。

面接は、今の会社からこの会社(面接受けてる会社)に入りたい気持ちは勿論、経験や実績と合わせて「自分が入ればこうなる!」というぐらいの強いアピールが必要。

大人しい受け答えだけでは、企業としても”おっさん”を採用したいとは思ってくれない。

面接時に聞かれる質問は「◯◯業種 転職 面接時に聞かれること」などで検索して事前準備もしておくのもよい。

面接時に聞かれることはほぼ想定内。

 

5・結果発表

返答が届く前に、自身でもその会社がアリかナシかの判断をしておこう。

 

6・行くかどうか返答・条件交渉

選考突破の案内が届くと、同時に条件が提示され、入社時期などのも相談もされる。

このメール貰うと嬉しい!

 

実際の成績について

ここから実際の成績について、先にお伝えした1〜6の話。

  1. 自己応募、オファー、紹介の案件に応募
  2. 書類審査
  3. 書類審査の結果
  4. 面接
  5. 結果発表
  6. 行くかどうか返答・条件交渉

私は約2ヶ月で計15社受けた。

そして、2(書類審査)、3(書類審査の結果)の時点で5社、4(面接)、5(結果発表)で3社

合計20%という結果だった。

面接受けてからは5→3社なので60%

元高卒フリーターにしては悪くない数字でしょう。

 

33歳の転職活動は先を見据えて

通過した企業の中から一番設立が新しいベンチャー企業(社長含めて3名)を選んだ。

条件は手取35万円+交通費、保険や年金。

前職より10万円アップするのは勿論、人が少なく多くの仕事ができそうな点、代表が他にも仕事をしていて、将来的には兼業ができるのでは?という期待感。

33歳で転職活動をしたが、老舗企業や大企業は早々に諦めた。

理由は、私には向いてないと感じたから。

なので、この時から1社に頼るのではなく、兼業などで収入アップさせて生きていくことを考え始めた。

今の時代、どこに行っても安心なんてない。

ならば、自ら稼げる方法を模索していくことが重要だなという結論に辿り着いた。

その答えを見つけられたことは、どんな大企業に行くよりも嬉しい発見だと言える。

 

36歳、兼業先探し

転職した会社で数年活動した後、代表に給料10万円下げても構わないので、他企業での経験を積みたい旨を伝えた。

すると、快く承諾を頂くことに。

詳細はこちらを。

給与マイナス10万円は厳しいけど、兼業先で相応の条件を獲得できれば問題ないと考えた。

 

兼業先候補との駆け引き

兼業先についてですが、まだまだ兼業OKという会社が少ないということもあり、転職活動同様転職サイト、人材紹介サービスを利用。

通過率は以前と変わりなく応募から内定まで20%程度の通過率。

ポイントはそこからで、内定通知を受けた後にゴネること。

『ん〜この条件だと年収下がりますね・・」

ここで「なら要らない」と言われる場合もあるが、中には直ぐに来てほしいという会社もあった。

私が見つけた企業は、元々月収30万だったので

『合計25万円で働きまっせ!』と、逆オファーを出した。

企業側にとっても安く、保険や年金の手続き不要の人材は悪い条件ではないだろう。

気に入らなければ直ぐに切ればいいだけだ。

すると、その会社からOKを頂くことができた。

その結果、本業+兼業先=本業前の手取り×2倍で働くことができるようになったのだ。

めでたしめでたし。

 

兼業生活の注意点とコツ

簡単に書いたけど、兼業生活は簡単ではない。

本業&兼業でも成果を出し続け、両社にとって必要な人材であることをアピールし続けないといけないのだ。

契約にもよるが、1年後にいられない可能性だって当然ながらある。

そうならないため、結果を残しながら自分しか分からない(できない)業務の抱え込みをしておこう。

サーバーのこと、Webのこと、取引関係者、仕事の流れ・・・etc。

なんでもいいので「あの人がいないと・・」という状況作り出すこと。

本来であればブラックボックス化させないというのが定石だが、知ったこっちゃない。

簡単に契約の打ち切りをできない状況を作り出すことが良いだろう。

また、一緒に仕事をする人達との関係性も大事。

普段から一緒にランチをとる、他愛のない話で盛り上がる、喜怒哀楽に適度に付き合うなど、良き戦友としてのポジションも確立していく。

相手が上層部の人間であれば尚可。

元々そういうことが大の苦手だったが、仕事のためと割り切るようになってからは、自然とできるようなった。

 

35歳転職限界説はあるか?

動いてみて分かったのは、同業職種で経験・スキルがあれば年齢はそこまで関係ない。

私の会社でも、昨年50歳過ぎの経験者が2名入社した。

35歳を過ぎると伸び代ではなく実績と経験が必要で、あとは現メンバーと組み合わせた際に上手くやっていけるかなどの相性部分ではないだろうか。

また、面接官との相性も大いに影響する。

盛り上がった場合はトントン拍子に進み、最初からいまいち噛み合ってない場合や、超絶上から目線の人だった場合は100%落ちた。

 

どこまで妥協できるかどうか?

妥協という言葉はよくないけど、どこまで妥協できるかも転職先を決めるポイント。

・給与や福利厚生
・会社の雰囲気、社風、イベント
・会社の場所

私の場合、福利厚生(最低限は必須)や勤務場所などは多少許容して動いた。

ただ、その場合は残業0など、妥協するだけじゃなく、プラスポイントも見ていた。

なお、『会社は嫌いじゃないし仕事も好きだけど、もう少しだけ給料欲しい…』という方は転職活動ではなく、副業で収入アップを考えることにシフトチェンジしたほうが良い結果になるだろう。

ブログ、アフィリエイト、週末だけバイト、内職など、今なら稼ぐ方法は沢山ある。







いずれは会社で働くことが【副業】と呼ばれることになれば嬉しいな〜という願いを込めて終わらせて頂く。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です