お金ないのに財布ばかり購入してきた。






購入しては欠点や使い勝手が気になり、別の財布を探すか、クラウドファンディングで財布を探す日々。その度に常に頭にあったのが、今回購入したabrAsusの薄い財布。
2015年ぐらいからレビューしている人がいるので、私はだいぶ後発になる。後発故に『今さらabrAsusねぇ』と、どこかバカにしてきたが、頭から離れなかったので、きっとabrAsusが正解だったのだろう。
そもそも何でabrAsusの薄い財布を購入したかだけど、大きな原因は先日発生した財布落とし事件。

この時はdunnの三つ折り財布を愛用していたというより、財布選びに関心がなくなっていた。日々持ち歩くカードをどんどん減らしていくようになり『もしかしたら財布要らないかも??』と思い始めた時だったのだ。
その前から落とす予感はあった。如何せんdunnは薄過ぎ&小さ過ぎのミニミニ財布だったので、『あれ?財布あるかな?』なんて探すことが日常茶番事。シャツのポケットに入れても気にならない薄さはミニマル過ぎた。
そして紛失(戻ってきたけど)したことで、dunnの財布利用を止める決断をする。二度あることは三度あるで、恐らくまたどこかで落とすだろうと。再び財布探しをし始めると、MakuakeやECサイトで見かけるコンパクトな財布が『ん?これabrAsusっぽくないか?』というタイプが増えていた。それならabrAsusの薄い財布でええがなとなり、今までの妙な抵抗は一切なくabrAsusの薄い財布の購入する。今までの躊躇は何だったのだろうか。
abrAsusの薄い財布
abrAsusの薄い財布を購入することは決まった。次に悩んだのは、どのモデルにしようか?ということ。定番の薄い財布なら傷に強く、長く使えそうだ。ん?ローランドモデルのモノトーンや高島屋のモデルもシックでいいではないか。
そんなことを考えていたら、今回も黒にするのは面白みがないなということと、黒の革は手入れをしないと傷が目立ち(実際dunnは擦り傷だらけ)、味というか傷が目立つのが気になっていた。
そこで今回は黒をやめ、経年変化を楽しめるキャメルを選択。今度こそ革製品の変化を楽しむつもりだ。届いたのはこちら。
相変わらずシンプルで無駄がない。最近の財布はこのパターンが増えているが、スーパークラシックさんは先駆けだ。
開いた様子がこちら↓
うん、良いサイズ感。
少し話を戻すと、薄い財布購入前、薄いマネークリップとキャッシュレス財布も検討していた。どちらも薄い財布よりも薄くて魅力的だったが、マネークリップはdunnの悲劇を繰り返しそうという理由でNG。キャッシュレス財布は薄いけど鍵を財布に入れる必要はないかなとなり、こちらも却下。
買ってみて思ったのは、もっと早く買えば良かったなと。人生は「もっと早く……」の連続だ。ただ、大事なのはそれに気づけたこと。
財布を小さく、薄くして気づいたことは
- 三つ折り財布はキーケースっぽくて、紙幣がクルンと丸まりがち
- L字ファスナー財布はファスナーが邪魔
- 小銭入れは使うかどうか別としてあるに越したことはない
そんなところ。これらの課題を解決する財布は、abrAsusの薄い財布だったのだ。随分前から気づいていたが、色々寄り道をしてようやく気付けた。今はどんな財布に変化するのか楽しみである。
約3ヶ月利用後の状態
100日以上使った現在の様子。写真では少し分かりづらいが、傷が味になり、色味も艶っぽさが出てきた。ズボンのポケットに入れていればもっと変化あったかもしれないが、財布落として以降はバッグに入れるようになったので、まだまだ変化は少ない。