出社とテレワークを分けた会社で明確化された人間関係の歪

緊急事態宣言が延長されそうである。

昨年の緊急事態宣言に比べて今回はだいぶ緩いので、延長が決まっても「へぇ」程度に考えている人が多いだろう。

私もその一人だ。

もし、今テレワークをしていて、緊急事態宣言が解除されれば出社延長されればテレワークを継続という立場なら

ど、どうか緊急事態宣言の延長を!!!

と願っていただろうが、現在は毎日何事もなく出社しているので、どうでもいいと思っている。

そう考えるのは、年明けの緊急事態宣言時に会社が決めたルールの影響が大きい。

我社が決めたテレワークのルール

緊急事態宣言が出て会社が『テレワークを許可するけど在宅なら減給ね』という脅しをしてきた

私の会社は部署によってテレワーク不可(決めつけもあるけど)だが、一部部署にはテレワークの許可が降りた。

ただ、デメリットも当然あって、それは「テレワークした日の給料は70%」というルール。

会社側の言い分として、“テレワーク出来ない社員との公平性”を考慮したと。

テレワークをする場合は1日の稼働を8時間勤務から6時間勤務にすることで、その分給料をカットという実にスンバラシイアイデアだ。

月給÷出社予定日=1日の給料として計算し、出社した日は当然100%、テレワークした日は70%になる。

例として月給20万円で20日出社予定日がある場合は

  •   出社予定日全てをテレワーク ⇒  月給14万円
  •  出社予定日の半分をテレワーク ⇒ 月給17万円
  •  週1日(月4)をテレワーク ⇒ 月給18万8千円

となる。

話が出た時は当然不満の声が多かった。

テレワークなら減給?そもそもなんで時間まで減らすの?

私も似たような感情だったが、昔から会社が従業員のことを考えていないことは知っていたので、直ぐに諦めがついた。

テレワークしたい気持ちもあったし、感染リスクを抑える活動をするべきとも思ったが、それ以上に給料は1円も安く受け取りたくはない。また、もし自分が感染したら、会社に行って全員巻き添えだコンチクショーという開き直りもあった。

会社からの通知を受け、ほとんどが出社したままだが、ごく一部は減給上等でテレワークを選択した。

Edmundo SilvaによるPixabayからの画像

出社 VS テレワーク

テレワークを選んだのは若手だったが、当然彼らの中で会社に対する不信感は募っただろう。

これをキッカケに転職を検討してもおかしくはない(私なら絶対にする)。

一方、同部署内で出社し続けている人もいる。

出社が必要な業務があるとのことで、テレワークする選択肢を持たせてもらえなかった人だ。

同じ部署内で減給だけどフルでテレワークできる人、満額貰えるけど全出社して自分の仕事以外もこなす人と分かれることで、どうなったのか?

結論を先に伝えると、相当微妙な様子である。

最初はそれなりに支え合っていた。テレワーク組は出社組に一部自分の業務を任せることで、日々感謝(言葉やLINE Pay、お菓子)を伝え、出社組も

出社さん

全然大丈夫!差し入れありがとうね!

となっていたが、慣れというやつは残酷で、徐々に出社組のストレスが溜まってきたようだ。

テレワーク組に電話しても直ぐに電話に出ないことや、雑な業務依頼が実は重要だったこと(大きな契約)などが積み重なり、出社組がテレワーク組の愚痴をこぼすようになる。

出社さん

家にいるのになんで直ぐ電話出ないの!依頼しておいたデータ全然完成してないじゃん!

当初は部署内の愚痴程度だったが、徐々に声が大きくなり、全然関係ない私まで知ることになった次第である。

私が別件でテレワーク組に連絡を取る機会があり電話してみると、予想通り?テレワーク組の数名は受話器越しでも腑抜けであることが分かるようなトーンだった。

これでは出社組が怒っても仕方がない。

他の部署も出社組とテレワーク組が分かれていて、出社組が毎日テレワーク組の悪口を言っている構図は変わらず。

公平性を考慮して考え出したテレワーク案だったが、一ヶ月もしないうちに人間関係の歪が生まれてしまった。

難しいなと思う反面、人間関係が崩れていくのを遠目に見ている分には面白いというゲスい部分もある。

むしろそっちが大きいからこうして記事にしているのだ。

引き続き他人事として見ていきたい。

 

テレワークで曖昧なルールはダメ

会社がテレワーク組と出社組を分けた判断は、今のところ正解とは言えないだろう。

出社している人だって私同様に給料を下げたくない人ばかりで、愛社精神からではない。

絶対に

恐らく出社している人の家族はこう思うだろう。

奥さん

あんたの会社大丈夫?

と。

私だって嫁氏に言われた。

何なら『減給されてもいいからテレワークにすれば?』とも。

不信感は本人だけでなく家族にも浸透することになる。

こういう時、曖昧なルールでは絶対ダメで確固たる理由が必要だ。

例えば

  •  スタッフ全員テレワーク
  •  該当部署は全員テレワークで出社組は給料に色を付ける
  •  自宅待機で給料は満額
  •  テレワークなし
  • 減給するなら仕事しなくてもOK

など、事前に決まっていれば、もう少し受け入れられたことだろう。

中途半端なルールでは歪が生まれてしまっても仕方がない。

緊急事態宣言も延長され、私の会社でテレワークを行っている人達は喜んでいるという。

そりゃそうか。

私でも喜ぶだろうし。

ただ、もうそうなっている以上は切り替えるしかない。

緊急事態宣言の延長をどうでもいいと思っていたが、なんだかんだ電車は空いてるし、無駄な会話も減ったしと、良い面も結構ある。

変化に過度なストレスを感じることなく、淡々と過ごすのが正解なんだろうなと考えている。

余談だが、スマホ中毒対策として導入したForestが相当いい

ここ最近外出時は電車の中以外はスマホを確認する機会も減り、作動中に画面表示される「仕事に戻って」などの、メッセージが地味に効いている。

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あまりネットの情報に流されることなく、最低限の感染対策と家時間の充実を図っていこう。

何の影響力もない我々は静観あるのみ。

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