【転職の準備】転職サイトのキャリアシートの更新や見直しを定期的していつでも転職活動できる準備を

徐々に減少してきたコロナウイルスの新規感染者数。

ワクチンの投与も始まり、少しずつではあるが、事態が好転してきたのは間違いない。

今後国外からの来訪者が戻ってくれば、経済が活性化されることになるだろう。

ただ、それがいつになるのかは分からない

半年、1年、2年先になる可能性もある。

となると、考えなければならないのが仕事

コロナ前後で仕事が変わっていない人達も『これで元通りに!!』なんて気楽に考えないほうがよい。

私の会社もコロナの影響で人員削減を実行した。

残った人達は以前にも増して会社にしがみつく気満々だが、会社が存続しなければそんなこと言ってられない。

勿論、“会社が危ないかも”という個人の判断だけで、直ぐに会社を辞めるは危険過ぎる。

ただ、“転職する”というカードは常に持っておくべき。

どんな大企業や勢いある企業だろうが、安泰など絶対にないのだ。

今回は転職活動を備えておくべき理由を、私の事例と合わせてお伝えしていく。



会社の栄光が終わる時

私が現在勤める会社の業界は不動産

マンションやアパートの開発や運営、ホテルや土地活用などを行っていて、創業以来ずーっと右肩上がりに成長してきた。

お金の使い方がバブルっぽく、オフィス移転の際は何千万円もかけて凝ったオフィスのデザインにしたし、無駄な絵画も数枚飾るほどの豪華さである。

納涼会や忘年会はどこかのレストランを貸し切るのが当然で、昼過ぎから夜中までどんちゃん騒ぎ。

社員旅行も年々豪華になり、旅行時の費用は全て会社持ち

離職率もすこぶる低く、家庭の事情で国に帰らないといけなくなった中国人の女性を除いて0。
創業5年間で従業員が10⇒70になったにも関わらずだ

2年程前から数名の女性が辞めているが、いずれも寿退社で何人かはパートで戻ってきている。

資本金の額も面白いように上がり続け、そろそろ上場か?という話も出ていた。

それは勢いのある会社そのものだった。

ただ、それは突然終わってしまうことに。

理由は勿論新型コロナウイルス

 

新型コロナウイルス到来

“コロナが中国で爆発的に広がっている”というニュースを聞いても、あまりピンとこなかった。

数年前に国内でインフルエンザが爆発的に広がった時ですら緊急事態宣言など出なかったし、今回も『今だけのニュースだろうな』と、甘く見ていた。

が、予想は外れてしまう。

3月には、落ち着くどころか世界規模の問題になり、旅行業界やイベント業界には大打撃となってしまった。

不動産も例に漏れず、私の会社はインバウンド客と出張ニーズに応えてきたこともあり、一気に赤字へと転落する。

東京オリンピックの延期、県を跨ぐ移動規制、入国者の隔離。
その全てが影響し、所有物件の稼働率が一気に下がってしまったのだ。

稼働率9割超えが当たり前だったのが、3割程度に冷え込むようになる。

最初は『まだまだここから!皆で力を合わせて頑張ろう!』と、モチベーション高かったものの、2ヶ月、3ヶ月経過しても改善することなく悪化の一途をたどるだけ。

ホテルはもっと酷い
1日数百万円だった売上が数万円までに落ち込むようになる。営業すればするほど赤字という地獄ループ。

 

会社に見切りをつける人が登場

一回目の緊急事態宣言が出る頃、少しずつ転職する人が増えていく。

辞めていく人の中には、会社には欠かせない優秀なメンバーも含まれていたが、会社経営陣は「人件費の削減ができた」と喜んでいた。

その他にも一部従業員が会社の将来性を危惧して1人、また1人と辞めていく。

そして、2020年の1月時点で80人いた会社は、6月の時点で60人程になっていた。

約20人が自発的に会社に見切りをつけたことになる。

私は本業とは別に個人で動いていた業務委託の案件が落ち着いてなかったので、本業は当面キープという考え。

会社の人数が激減したことで、残った人達はこんな構成になった。

  1. 代表や役員、部長クラスの『ここを皆で乗り越えよう!』というテンション高めのグループ
  2. 直ぐには辞めないものの、副業を模索し始めるグループ
  3. 仕事は仕事として割り切り、ガンガン転職活動をしているグループ

同じ会社内でも温度に明確な差が出てくるようになってしまったのだ。

どんどん人が辞めていけば、当然かもね。

 

1・代表や役員、部長クラスの『ここを皆で乗り越えよう!』というテンション高めのグループ

企業存続のため、今まで以上に動くようになった。

頂ける助成金は全て申請し、利用頻度低めなオフィスは解約、小さな案件も獲得して赤字を抑える方向にシフト。

会社がテレワークを導入しても、代表や役員は自家用車で出社する気合のいれようで、一般社員は若干引いていた。

なお、今年の緊急事態宣言後は、テレワークを推奨しつつ、テレワークした場合は減給というペナルティ付き。

緊急事態宣言が出て会社が『テレワークを許可するけど在宅なら減給ね』という脅しをしてきた

恐ろしい恐ろしい。

 

2・直ぐには辞めないものの、副業を模索し始めるグループ

会社が危ないということは理解しているので、他の収益源も模索しているグループ

どの部署も人手不足なので、会社の売上は悪いが業務は忙しいのが悩みで、副業に宛てられる時間は僅かなようだが、メルカリや調査やアンケートの単発案件を探すようになっている。

数名からは私が行っている業務委託やクラウドソーシングの相談も受けた。

当然赤裸々に伝えることはできないので、ぼやかしながら説明したが、実際には動かないだろう。

悪い人達ではないのだが、如何せん不器用というか。


3・仕事は仕事として割り切り、ガンガン転職活動をしているグループ

若い人こそ動いている。

悪いとは思わないし、他に行けるチャンスがあるのであれば動くべきだろう。

苦しい時に逃げたなんて誰も思わない。

ただ、中年や所帯持ちは慎重な判断が大事。

今の会社が潰れたら動くしかないが、私の会社は業界内でも条件が良いので、同等で御の字、下がっても文句は言えない。

なので、現在準備している別事業の成り行きを見守ってからでも遅くはないと思う。

 

副業や転職の可能性

2と3のグループに属している人達は、転職のカードを持っておくべき。



当然『転職したるでぇ!!』という気持ちの問題ではない。

あくまで準備をしておこうという提案だ。

急に仕事を辞めることになった、辞めたくなった、辞めざるを得なくなったとして、ツテはあるだろうか?
あっても活かせるどうか?

多くの人はないと思うので、自分自身で動ける準備をしておく必要がある。

そこで重要なのがキャリアの棚卸。

一度でも転職サイトを使ったことある人は、自身の経歴等が追加されても更新しないと思うが、この機会に久々にログインしてみて職務経歴やスキル面をアップデートしておこう。



更新すれば、企業や転職エージェントから声がかかることだってある
というか、ある。

私は過去何度も転職サイトの情報をアップデートしてきたが、その度にオファーを貰ってきた。

転職エージェントは無料で利用できるところも多いので、転職を真剣に考える際には外せないサービスである。

相談した時点で現時点の気持ち(直ぐに転職したい、いいところがあれば、リモートワークのみ希望)を率直に伝えても問題ない。

注意
転職エージェントも仕事なので、最初の勢いを保ってくれるエージェントはいない。また、数回連続で落ちたり選考を受けないでいると疎遠になる。

 

まとめ

ほぼ私の会社の愚痴になってしまったが、コロナで綻びが出始めた企業は他にもあるはず。

人員のスリム化を図る企業もあり、誰がいつ職探しの必要が出てくるのか分からない時代だ。

テレワークやリモートワークの普及によって、なくても問題ない』ことが分かった2020年。

既にオフィスの解約や縮小で無駄な固定費削減の動きは出ている。

人件費の削減も検討するのは当然のことだろう。

その時に会社から『必要だ』と言われて残るか、『不要です』と言われる前に動くか。

どちらになるのか分からないが、どんなことも起こり得ると考え、事前準備だけはしておこう。

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