約2年前、デジタルデトックスに挑戦した。

アプリを整理し、利用時間を注意してスマホを見る時間を減らしていくという試みだ。で、このデジタルデトックス。意識していると問題ないものの、やはり『アプリを使ったほうが早いな』と思うことも多々あって、徐々に依存体質に戻ってしまったのだ。
戻ってからは待ち時間にiPhone、食事中もiPhone、寝る前もiPhone、仕事もiPhoneと、触ってない時間を見つけるのが難しい程の依存体質に。
私だけではなく、今は多くの人がスマホを手放せない体質になっている。通勤電車の中では、ほぼ全ての人が小さな画面を凝視していて、世にも奇妙な物語で出てくる異様な光景を見ているようだ。その中の1人は私だが。
しかも、スマホを使って行うことはどうでもいいことばかり。何となくTwitterを開いて気になるニュースを追ったり、コロナの感染者数調べたり、炎上案件で拡散されている意見を見たり、インスタをダラダラ見たり……。
それが悪か?と言われればそうでもない部分もあるが、必ずしも必要かどうかで考えていくと、必要ではない。ググる度に自分の頭で考えることが1つ減っていることも考えものだ。
時短ツールという意味で、例えばマップなどは有効的に活用していくべきだろうが、ダラダラ見てしまう行為は0にしていきたい。
そんな時にローランドの動画を拝見した。
意外にアプリ多いなという感想はさておき、アプリの利用制限や、タイマー式南京錠を使って触れられない状況を作っている点は参考になった。
スマホ大好き君
と思うかもしれないが、こういう強制的に触れない状況を作って慣らしていくのは非常に効果がある。
なぞなぞで有名な松丸亮吾氏は、別のアイテムを紹介していた。
最近スマホをついつい触りすぎて時間を浪費してることに危機感を覚えて、「設定した時間の間は絶対にあけられない箱」を買ったんだけど、これ思ったよりもずっと仕事がはかどるようになるのでオススメです。
勉強中に携帯いじっちゃう人とか、仕事中に誘惑に負けやすい人。ぜひ。 pic.twitter.com/YBXW6ovpD8
— 松丸 亮吾 x=(-b±v‾b²-4ac)/2a (@ryogomatsumaru) April 22, 2019
私はアプリの制限で関心が薄くなると甘く考えていたので、実際に運用してから『あーやっぱり○○(アプリ)はないと不便だな』となってばかりだった。その考えこそ甘かったのだ。
スマホは悪くない。アプリも悪くない。悪いのは日々の“つい”や“何となく”で触っていた自分自身。仕事中もPCの横に置いて通知を都度チェックし、少しの休憩時間も肌見放さず持ち、どこでも画面を開く悪癖がしっかりついていた。
SNSやMakuake等で発見した欲しくない商品を買い漁り、誰かの「絶対ポチれ!」を素直に受け止め購入し、結局使わないなど、無駄が無駄を呼んでしまう結果に。これはスマホ依存でなければ起こらなかった症状だ。
そこで、一日の中で数時間はスマホに触れられない状況を作っていくことにした。
- PCもスマホも複数タブを開かない
- アプリの利用時間制限
- スマホの通知は完全オフ
- 家では極力スマホに触れないようにするためのボックスを購入
- アプリ「Forest」をダウンロードして集中力を上げる
- スマホはジャケットやコートのポケットに入れない
- 家にいる間はネットではなく読書時間にする
- 新型のiPhoneに飛びつかない
パッと思いついたところを上げたが、これらを強制的に実行していくことにした。なお、現在iPhoneを確認したところ、こんな感じ。
1日平均2時間弱。上位を見ると、やはり時間泥棒的なアプリが目立っている。まずはこちらの数字を減らしていきたい。
そして、今よりもっと目の前のことを楽しんでいきたい。嫁氏と食べるご飯、犬君や猫さんとの時間は今までも大事にしてきたつもりだが、それは常にネットも繋がった状態だった。今日から脱デジタルとし、ネット依存体質から抜け出す。
FANZAでダウンロードした作品はどうしようかな……。
ん〜とりあえずは残留で(;´∀`)