日中はすっかり暖かくなってきた。桜も咲き始めたり、とくダネが終わったりして季節の変化を感じる。
にしても……春特有のダルさってなんなんだろうか?昔、爆笑問題大田さんが書かれた本の中で
春特有のダルさは、桜が咲くこと含めて色々なところで地球が力を使わないといけないから、人間も知らないうちにパワーを取られているのでは?
のようなことが書かれていて、妙に納得したことを思い出した。コロナの影響による社会全体の暗さ、全く盛り上がらないオリンピックなどの影響もあり、”楽しんではダメ”な空気が流れていることもダルさを後押ししている要因だろう。
私周辺の出来事といえば、会社で大量の人員整理が行われたり
テレワークしていた人達が退職勧奨されたり
と、暗い話題が続いた。シンプルに人が少なくなったことで、オフィスは物凄く静かで笑い声も聞こえない。ふと見渡すと空席が目立つようになっていた。一番人が多くいた頃に比べ、人数は半分以下なので当然か。
この先どうなるんだろうか。
とも言われそうだが、冒頭で紹介したように春はダメ。何もかもする気がおきないのだ。仕事も遊びも心ここにあらず。
なので、最低限の仕事量で“そこそこ仕事やってる感”を出すことを意識している。
具体的には
- キーボードを押す音大きめ
- 時々『あ〜これか』などと、何か解決した風な素振りを見せる
- 社内の共有メールには迅速に反応
- Zoom打ち合わせと称して会議室を1、2時間使う
- 別部署へ行く際は自身のスキルを誇示(PC弱い人の悩みを解決)
などで、会社に欠かせない人を演じている。自分でもダメだなと思うけど、多少なりとも役立ってはいるので後ろめたさはない。それなら問題ないかもしれないが、他にも厄介事があるのでダルさは激増である。
業務委託契約3社
私は本業の他に業務委託契約を3社と結んでいる。
- 知人の会社で本業の会社も公認
- 求人サイトで見つけた同業の案件で会社非公認
- ビズアシ経由の案件
コロナで世の中が大変の中、お仕事を頂けるのは本当にありがたいことだ。本業だけでは生活に余裕がないので、どの案件も可能な限り長期間継続できるよう頑張っている。今のところ業務委託は良い点しか思い浮かばない。会社の業務とは違う経験を積めることは表向きな理由で、実際は本業外の収益源があるのが助かっている。
悩ましいのは時間の無さか。
- Zoom打ち合わせ
- WordPressの編集
- 業務委託先が契約している外部パートナーとのやり取り
- 場合によってオフラインでの打ち合わせ
など、本業中もこっそり活動しているが、それでも毎日ギリっギリなのだ。常に何か進捗状況を急かされていて、バッタバタ日々を送っている。
私は友達が少ないのでLINEの通知はほぼ0だけど、仕事で使っているメールやChatWorkは常にパンパン状態。毎日本業をこなしながら、どこから手を付けていこうかと考えてばかり。業務委託先の2つは時給制ということで、ある程度時間も確保しなければならない。これもダルさを増幅させる要因だ。
で、最近気付いたが、さすがに業務委託3件はしんどい。自ら選んだことではある、以前はあった時間の余裕は完全になくなった。今では昼に外出するのを躊躇うほど。
自身が手を動かす業務もあれば、考えに時間が必要な案件もあり、外部制作会社とのZoomもあってと、1日のスケジュールはびっしりだ。
幸運にも会社の人達には
と、自身の業務がブラックボックス化しているので、怪しまれることはない。確信はないが多分大丈夫だろう。が、問題はそこではなく、業務を抱えて過ぎていること。頭の回転が早い方に比べて自身のプロセッサーが旧タイプなため、直ぐにフリーズしてしまう。
結果的にどの業務も後手後手になっていき、最近は“しんどい”が先行し始めた。このペースに慣れる他ないし、徐々に慣れてはいるものの、春のダルさも加算してどうもやる気スイッチが入らない。困った。
何が言いたいのかと言うと、『労働はクソ』ということ。
お金は稼ぎたいし、毎月少しでもプラス収支にしたい。
これは間違いないが、問題は“稼がないといけない”状況だということだろう。今の私は10年前の倍以上稼いでいるが、幸せも倍か?と聞かれるとそうでもなかったりする。日々に大きな不満がある訳ではないものの、もう少し色々なことに関心持ったり経験積んでいきたいなーとも考えてしまうのだ。人って実にわがままである。
このご時世で移動もし辛い部分もあるが、20代の頃にあった
アジョー
などがないことが影響しているのかもしれない。40歳手前という年齡で、そんなことしても面白くないのかもしれないが、変化のない生活を送るのも、それはそれでつまらないなと。それとは裏腹に納期が迫る仕事とのギャップで、どんどんバランスが崩れているような気がしている。
テキトー人間なので病むことはないが、オンオフのメリハリはしっかりつけたい。そのために無駄なことは極力やめて、もっとシンプルに生きようと思う。そんなことを、今年15年ぶりにセレッソ大阪に復帰し、開幕からゴールを量産する大久保嘉人を見て思った。
私も無駄なことを省いて自分の良さが出る部分に特化して動いてみよう。まずは、、、メンズエステでも行くかな。