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授業を受けて月15万円以上貰える?あまり知られていない職業訓練について|失業保険・試験・学校生活・進路

4月 3, 2019

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27歳の頃、一年間職業訓練に通ってました。何かを学びたいというよりも「金の心配しない暮らしを送りたい」という長年のゲスい願望を叶えるためでしたが、振り返ると行って良かったなと思います。友達もできました。

非常に良い制度でオススメしたいところですが、あまり知られてないような気がするので、実体験を交えながら説明してみます。なお、私の話をする前に当時の状況を予めお伝えしておきます。

  • 雇用保険に入っていた→失業保険を貰える状態
  • 受験時26歳、通っていた時27歳
  • 実家暮らし
  • 埼玉住みで都内の学校通い
  • 4月入学

という状況でした。

職業訓練校とは?

都立職業能力開発センターが行う、求職者中の方や新たに職業に就こうとしている方など、就職に向けて必要な知識・技能の習得を学んでいただくための制度です。

コースは無料有料があり、有料の場合の授業料は一年で118,800円です。私の場合は1年コースに通いましたので、入学して直ぐと夏頃に59,400円ずつ支払いしました。一ヶ月一万円未満と考えれば安いものですね。

無料に関しては一部コース除き短期(半年)です。

その他50歳以上の方対象の高年齢者、知的障害者のコースもございますが、今回は割愛します。

有料コースについてこちらからご覧ください。コースによって倍率は異なり、製くつ科は毎年人気で私が受験時は4倍以上あったような…

 

職業訓練校に入るまでの準備

私がとった行動は以下の通りです。

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1月
学校見学&願書提出

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2月
受験&会社に退職相談

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3月
合格通知&退職準備

step
4月
入学、職業訓練生活スタート

という流れです。もう少し細かく説明しましょう。

1月:学校見学&願書提出

学校見学は先生と話せるチャンスであり、受講を検討している人の数(ライバル数)を見れる機会なので必ず参加しましょう。私が選んだコンピュータ制御システムという科目は人も少なく、先生から「テストで余程悪い点数取らなければ入れますよ」とカミングアウトしてくれたので、物凄く安心しました。

そして家に帰って書類の準備をします。なお、過去問含む書類は以下よりダウンロード可能です。

書類のダウンロード

高卒の方や失業保険関係ない方は願書の提出先→直接学校
失業保険の延長希望者の願書提出先→管轄のハローワーク

 

2月:受験&会社に退職相談

学校見学時に問題ないと判断しましたが、受験は高校入試依頼だったので、念の為に過去問と中学国語・数学の書籍は購入して準備しました。

試験当日は緊張しましたが、募集人数より数が少なかったこと(30人募集で25人程)、テストが予想通り易しかったこと、面接時にハキハキと答えたことで無事に通過するだろうなと余裕を持って帰宅します。

会社に退職する相談をしたのは受験した数日後。上司と社長は多少驚いてましたが、前向きな離職理由に直ぐに納得してくれました。

 

3月:合格通知&退職準備

合格発表は行かず郵送を希望しました。恐らく受かっていただろうなという確信と、その日が仕事のため、わざわざ有給使うのも勿体ないと判断したのです。そして数日後、学校より届いた手紙がパンパン(提出書類等)だったので合格だなと分かりました。合格通知を見て、嬉しいというよりホッとした感情が強かったです。

なお、失業保険の日額は忘れましたが、確か毎月17〜18万円程度振り込まれてました。実家暮らしなら余裕ですね。

あとは退職準備。業務の引き継ぎや関係各所に退職メールを送り、最後の2週間は溜まっていた有給を使い切り、無事に退職しました。

 

4月:入学、職業訓練生活スタート

無事に入学式を迎えました。入学式当日にもう一度ハローワークに行かなければなりませんが、それが終われば卒業するまでは出向くことないので頑張りましょう。また、定期も学割が効くので帰りに購入します。1万円未満の定期なんて久しぶり笑。

 

職業訓練校の生活

所属したクラスと雰囲気

私が選んだコンピュータ制御システム科は、悪くいえば根暗の集まりでしたが、静かな雰囲気は性に合ってました。科目によっては若いクラスもあったので、PCオタクの集まりは非常に心地よかったです。生徒は合計で22名程で1名だけ女子。年齢層は高卒が2名、20代前半が6人、20代後半8名、30代前半が6名とバランスは取れていました。

朝は授業が9時過ぎスタートで1コマ1時間半程。先生は大学で教えている人もいれば、フリーランスの人、企業の社長もいました。授業は付いていくのがやっとで、毎日「??」の連続です。高卒で入った若い人に比べ、自身の吸収が遅いことにセンスのなさを感じました。ただ、久々の学園生活は快適そのもので、1ヶ月も経過する頃にはすっかりクラスメートと共仲良くなりました。

厳しい現実

楽しいだけではなく、徐々に離脱者も出てきます。夏までに2名が授業についていけずに休みがちとなり、そのまま辞め、夏休み前にもう1名辞め、夏休みを迎える頃は20名を切ってました。

8月前半は夏休みでしたが、授業内容に不安ある人は学校へ行き追加で勉強します(成績悪かった私も当然参加しました)。夏休みが終わると今度は技能祭という学園祭のようなイベントの準備に追われます。技能祭は、それまでの授業を活かした作品作りに没頭するのですが、特に何も学んでこなかった私はここから慌てます。作りたい物も作れる物もないので、書籍を読み漁り、コード丸パクリでラジコンを作りましたが、完全にアウトなことをしましたね。

技能祭が終わった後は、いよいよ就職活動のスタートです。まだ10月でしたが、この時期から就職活動が始まり、自習のような日が増えました。私も午前中だけ授業を受け、午後はハローワークへ行くようになります。ただ、何も身についてないので書類選考でバンバン落ちました。会社によっては職業訓練に行っていることを快く思ってない会社もあり、タジタジした日もあり、楽していたツケが一気に回ってきた

そして年末、冬休み前にクラスで優秀だった3名が就職先を決めて旅立っていきます。私自身は年が明けても就職活動で苦戦し続け、気づいた頃は2月に入ってました。1月末でさらに2名が就職先を決めて辞め残り14名に。

就職先を決める

当時付き合っていた彼女と同棲するため、進路未定で卒業することはできません。そこで、2月に入ってからは前職のECサイト運営に絞って活動を開始しました。すると、最初に面接を受けた会社から内定通知が届き、無事就職を決めることができたのです。

卒業まで残り20日程でしたが、そろそろ社会人に戻りたくなってもいたので、最後まで在籍せず卒業しました。出席日数も足りていたので最終日に卒業証書を貰い、学校指定のハローワーク(私の場合は池袋サンシャインシティ)にも報告し、失業保険の受給期間も終了です。

ちなみに、就職先を決めた直後に受けた卒業試験は見事に失敗しました・・。最後までダメダメ生徒でしたね。ただ、学校そのもの批判はしません。講師は凄い人達ばかりで授業内容等に不満はなく、むしろもっと勉強すれば良かったなと今でも反省するほどです。

 

まとめ

技能は身につきませんでしたが、同じような境遇のほぼ同世代と過ごせた時間は最高でした。私同様に失業保険の延長目当ての人もいましたが、それもありだと思います。一度社会に出てから立ち止まる時間なんてなかなかできませんが、職業訓練ならそれも可能なのです。活かさない手はありません。

今の仕事に疑問がある人、ちょっと社会人から休憩したい人、単純に失業保険の延長を味わいたい人、是非一度職業訓練を検討してみてはいかがでしょうか?

参考リンク:http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/kyushokusha-kunren/school/

 

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